経済効果について、投資額や生産高などは常に明確にされている。しかし木を何本植えたか、生態系にどれほどの経費を投じたか、それにより環境・健康・雇用・富の創出・資源獲得などにどのような効果をもたらしたかといった、環境面の投入についてはうやむやにされている。今や、これらを明確にする時が来た。25日に開かれた「生態文明建設指標枠組み体系国際シンポジウム」、および中国初の生態系総生産(GEP)プロジェクト始動式において、章新勝・国際自然保護連合理事会議長、沙祖康・元国連事務次長がこのような観点を示した。光明日報が伝えた。
GEPは国内総生産(GDP)に類似する、生態の正確な統計・計算を行うシステムだ。森林・砂漠・湿地などの生態系、および畑・牧場・水産養殖場などの人口生態系の総生産を計算することで、生態系の状況を判断し可視化する。
|