朝鮮が「朝鮮戦争休戦協定」の効力を全面白紙化すると表明したことを受けて、中国外務省の華春瑩報道官は6日の記者会見で、「『休戦協定』は、朝鮮半島の平和と安定の維持に重要な役割を果たしている。われわれは、平和メカニズムが停戦メカニズムに取って代わるべきだと主張する」と述べました。
華報道官はまた「当面、朝鮮半島情勢が複雑で敏感になってきている」と指摘した上で、冷静と自制を保ち、情勢をエスカレートさせる行動を取らないよう関係各国に呼びかけました。
なお、朝鮮人民軍最高司令部は5日に声明を発表し、3月11日をもって『朝鮮戦争休戦協定』の効力を全面白紙化すると表明したものです。
「中国国際放送局」
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