化粧品をネットで買うことが徐々に認知されるようになったのにともない、ネットの化粧品店舗は小競り合いを繰り返し、価格戦争がますます拡大するようになった。インターネットに詳しい速途研究院の丁道師(ディン・ダオシー)執行院長によると、現在の国内化粧品市場は非常に大きく、産業の内側で勃発した価格戦争は、より一層消費者の注意を引き、消費者の購買意欲をかき立てるものであり、サプライヤーと小売側の双方にとって利益になるという。またある業界関係者によると、eコマースは自身の影響力を拡大するため、テレビやインターネットなどの媒体を通じて大量の広告宣伝を行い、巨額の費用をかけている。価格戦争のほか、市場のターゲットを細分化することやサイトの運営効率を高めることも非常に重要だという。
▽細分化が市場での成功のカギ
同研究院がこのほど発表したネット化粧品店舗の分析報告によると、一般的に利用者の年齢は20~39歳に集中しており、30歳以下の人は価格に敏感で新しい物好きだ。このため海外での代理購入を手がけ、中国ではまだ売り場に並んでいないブランドの取り扱いを中心とした店舗の方が消費者のニーズにより合っている。30歳以上の消費者が重視するのは、評判の高い、欧米の大手ブランドの化粧品を買い求めることだ。このほか報告では、ネット化粧品店舗は経営分野を細分化し、小競り合いをやめ、彼女経済市場の開拓に努めるべきだと指摘している。
(人民網日本語版)
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