第12期全国人民代表大会(全人代)第1回会議は9日午前10時、北京の人民大会堂の3階にある金色ホールで記者会見を開き、中国外交部の楊潔チ部長が「中国の外交政策と対外関係」について記者の質問に答えた。

『チャイナデイリー』の記者：「西側諸国のメディアが、中国ハッカーによるサイバー攻撃を受けたと報じており、その裏に中国政府と軍側の姿が隠れていると言っていることに対し、どのように考えているか」。

楊潔チ部長：サイバー空間においては、各国の距離は近く、関係は極めて密接で、一種の「運命共同体」のようなものである。互いに攻撃するのではなく、各国が必要なのはルールと協力である。 

サイバー空間を新たな戦場にし、サイバーを他国の内政に干渉するツールにすることを、中国は反対している。

中国は、平和で安全、開放的で協力的なサイバー空間の構築を常々提唱してきており、国連の枠組み内で関連国際ルールを設けることを主張し、具体的な提案も行った。

関連する各側が無責任な攻撃と非難をやめ、適切な行動を取り、相互信頼と協力関係を強化し、共にサイバー空間の平和と安全の維持に努めていくことを望む。

｢中国網日本語版(チャイナネット)｣