今回のモニタリング対象は、中国移動(チャイナ・モバイル)、中国聯通(チャイナ・ユニコム)、中国電信(チャイナ・テレコム)の3大通信キャリアの営業所が取次販売する携帯電話だ。主な検査項目には、携帯電話のデザイン・常温時の電力性能・環境試験・静電放電・周波数性能、充電器の表面温度・出力ショート保護・絶縁性・耐電強度・静電放電、バッテリーの表面温度・出力ショート保護・熱衝撃など国家基準の定める指標が含まれる。27ロットの不合格の携帯電話のうち、20ロットのバッテリー熱衝撃が基準未達となり、16ロットの周波数性能が不合格となった。
モニタリング状況について、浙江省工商局は不合格携帯電話の市場調査を行い、記録を作成した。また取次販売店に対して、不合格携帯電話の販売を停止し、販売済みの不合格商品のリコールを求めた。消費者はリストアップされている規格・型番・生産日と一致する携帯電話を購入した場合、取次販売店に返品を要求できる。また12315に電話をかけ、クレームを訴えることも可能だ。
「人民網日本語版」
|