中国の習近平国家主席は19日北京で、中国を訪問中のアメリカ大統領の特別代表を務めるジェイコブ・ルー財務長官と会談しました。習主席は「中米関係の発展は尊重を前提とし、協力という手段により、共栄を目標として、良好な交流と共同発展を実現するべきだ」と強調しました。
習主席はその中で、「オバマ大統領がジェイコブ・ルー財務長官を自らの特別代表として派遣したことは、中国との関係を重視していることを示している。中国はアメリカと共に努力し、今後の関係発展の扉を開いて、新たな大国関係である中米協力パートナー関係を共に構築していきたい」との考えを表明しました。
これに対して、ジェイコブ・ルー財務長官は「米中両国は経済大国として、両国及び全世界の経済発展を推進する特別な責任を負っている。アメリカは、引き続きハイレベルの交流を保ち、良性の競争を通じて両国の食違いを解決していきたいと考えている」と語りました。
さらに、双方は朝鮮半島情勢やインターネットのセキュリティ問題などについて意見を交換しました。
「中国国際放送局」
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