
南アフリカのダーバンで開催されたBRICS財務大臣及び中央銀行総裁会議の会期中となる26日、中国財政部と中国人民銀行はブラジルの財政部及び中央銀行と経済協力了解覚書及び二国間通貨交換協定に調印した。
中国財政部の楼継偉部長とブラジルのギド・マンテガ財務大臣は、『中華人民共和国財政部及びブラジル連邦共和国財務省のマクロ経済、財政及び金融政策の二国間協力了解覚書』に調印した。
了解覚書は、中国とブラジルのマクロ経済、財政、金融、通貨及び監督管理などの分野での協力をさらに強化し、双方の共同の利益を拡大し、両国の社会と経済の発展を推進し、グローバル経済の勢いと持続可能でバランスのある成長を促進することを趣旨としている。
中国人民銀行周小川総裁とブラジル中央銀行アレクサンドル・トンビニ総裁は同日、二国間の金融方面の協力を強化し、両国の経済貿易交流に便宜を図り、金融の安定を共に守ることを目的に、中国・ブラジル二国間通貨交換協定に調印した。通貨交換の規模は1,900億人民元/600億ブラジル・レアルに上り、有効期間は3年で、両国双方の同意を経て期間を延長できる。
(新華網日本語)
|