
ニュースサイトRecordJapanは、日本人女性が人と話をするときによく口にする「かわいい」という言葉について取り上げた。「かわいい」の本来の意味は幼いものに対する愛情や好意を示す言葉だ。だが、最近ではどこにいても大人同士で互いに「その服、本当にかわいい」とか、「あなたの家、かわいすぎる」とか、しまいには「このケーキかわいい」など、ほとんど生活の中で「かわいい」といえないものがないようだ。では、日本人女性がどのような気持ちでこの「かわいい」を使うのか、見てみよう。
1. 円滑な社交辞令
「友達に会ったときはまず『かわいい』と相手の持ち物をほめます。会社で誰かがかわいいものを持っているとすぐに『かわいい』と褒めます。この言葉はとても大切な社交辞令なのです。」(32歳女性)
2.相手の気持ちをよくする
「彼が怒っているとき、私が一言『こんな小さなことで腹を立てるなんて、ほんとにかわいい人』といえば、すぐに機嫌がよくなります。」(30歳女性)このほか、「かわいい」は年齢にかかわらず使えて、高齢者に対してもかわいいとほめればすぐに笑顔になること請け合いだ。
3.わだかまりを解消できる
「ミニスカートをはいていた女友達のパンツがうっかり見えていたとき、人から指摘されて彼女がとても気まずそうにしていた。それで私は彼女に『○○さん、すごくかわいいよ』と一声かけたら、すぐに気持ちが切り替わった。」(35歳女性)
上記の一般的な「かわいい」以外にも最近日本で「セクカワ」(セクシーでかわいい)や「ブサカワ」(不細工だけどかわいい)という新しい言葉が生まれている。日本人はどうやら人間関係を円滑にするために様々な種類の「かわいい」を使い分けているようだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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