
韓国聯合ニュースが4日、関係筋の話を引用して報道したところによると、朝鮮が列車で中距離ミサイルと疑われる「物体」を東海岸まで輸送したことが分かった。韓国と米国の情報当局は、その「物体」は中距離ミサイル「ムスダン(舞水端)」である可能性が大きいと分析しているが、弾頭が搭載されているかどうか、ミサイルの発射が真の狙いなのか、それとも米国に威力を示したいだけなのかなどの疑問はまだ明らかになっていない。もし朝鮮が本当にミサイルを発射する予定があるのなら、その期日は故・金日成書記の誕生日に当たる4月15日の可能性が大きいと見られている。
「ムスダン」中距離ミサイルは、2010年に弾道ミサイル隊列のトリとして朝鮮労働党創建65周年記念行事に登場した。射程は3000キロで、沖縄県にある在日米軍基地まで届くという。これまで朝鮮が「ムスダン」の発射実験をしたことはない。
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