ロシアの国営ラジオ局「ロシアの声(VOR)」4月11日付の報道によると、ロシアのラブロフ外相は10日、日本側に朝鮮の情勢を軍備増強の口実にしないよう働き掛けたことを明らかにした。
ラブロフ外相は10日、「日本の外相とこの問題について話し合い、それに関しては立場は一致している。日本側が我々の忠告を聞き入れ、平壌での不穏な動きを口実に、北東アジアでの軍備増強や当該地域の軍事バランスを歪める動きを避けることを望んでいる」と話した。
また、ラブロフ外相は「もし日本が緊迫化する朝鮮の情勢を利用して、軍事力を強化すれば、当該地域の安定にとってはマイナスとなる」との見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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