米国市場に進出した当時と同様に、日本メーカーは製造技術やその他の優れた性能・指標により中国市場に進出した。彼らは10年前、中国自動車市場の高度発展開始のチャンスをつかみ、中国で急速に拡大した。しかし彼らは、急速に変化する中国市場(中国人消費者の絶えず変化する好み、SUVなどの市場の発展など)への反応が遅れた。日本メーカーは中国南方での高級車販売に注力しているが、西部地区の顧客開拓の進展は緩慢だ。リコールやその他の問題もまた、日本車の品質の信頼を損ねている。さらに日本メーカーは、中国人消費者の自動車使用習慣に関する判断ミスを犯した。
トヨタ、日産、ホンダは21日に開幕した上海モーターショーで、中国人消費者を引きつけようとしている。トヨタは展示ブースで2車種の低コスト自動車を展示した。トヨタによると、この2車種は現在の中国の家庭に向けデザインしたものだ。日産は中国市場に特化した初のSUVを発表した。ホンダも中国でミニバン「JADE」を初公開する。日本メーカーはさらに、その他の購入特典を強調している。
「人民網日本語版」
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