もともとは3枚目のアルバム『壊れた扉から』(1985年)に収録されていたバラード曲である。
映画『LOVE SONG』(2001年)の主題歌として使用されたため、「OH MY LITTLE GIRL」との両A面としてシングルカットされ、尾崎の10回忌に合わせてリリースされている。
「Forget-me-not」とは「ワスレナグサ」のことであるが、このタイトルになった経緯は、プロデューサーである須藤晃が完成したメロディーを聞いた際に、「小さな花のようなイメージ、ワスレナグサ」というキーワードを出したところ、それを元に尾崎が歌詞を作成した[1]。
アルバム『壊れた扉から』の制作は、尾崎が20歳の誕生日を迎える前のリリースを目指していたため、ライブツアーの合間を縫ってレコーディングを行うという強行スケジュールの中で進行していた。しかし、マスターテープの完成日直前になりながらも、この曲のみ曲は完成したが歌詞が納得いくものにならず、時間のない中で深夜にレコーディングスタジオを抜け出している内に歌詞を完成させ、朝になってスタジオに戻りすぐにレコーディングを行い完成したという逸話がある[2]。そのため、この曲のテイクは一発録りのものとなっている。
また、同時収録された「OH MY LITTLE GIRL」は、シングル「十七歳の地図」(1984年)、「OH MY LITTLE GIRL」(1994年)に続き、3度目のシングル収録となっている。 ちなみに、リマスターされ音質が向上している。
歌詞
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