以前こんなもうひとつの言葉もあった。小河有水大河满(小川に水ありて大河を満たす)。「泰山は土壌を譲らず、故にそれを大きくすることができる。河・海は細流を選ばず、故にそれを深くすることができる。」中国の夢が高くそびえる泰山で、浩渺な河・海だと言うならば、それには細土と細流の集まりが必要だ。よって、1人1人の潜在能力を奮い立たせ、「人生で多くの輝く機会を共に享有」し、国家の発展と共に進歩し、その夢を実現させることが、「中国の夢」実現の前提なのだ。「学校へ行きたい」子供が教室で勉強することができたり、「良い仕事を見つけたい」大学生が仕事を見つけることができたり、「市内に家を買いたい」出稼ぎ労働者が市内にとどまることができたり、「会社を作りたい」創業者が営業許可書がもらうことができたり……国家がすべての人の競争・発展のために、公平な環境を作り、平等な機会を与え、基本的な条件を満足させて、すべての人が誠実に法律を遵守する労働を通して、自分が定めた生活の願いと奮闘目標の実現に助ければ、抽象的な「中国の夢」がすべての人の真心のこもった感銘に具体的に変わり、彼らが心から愛し且つこの国家のために喜んで捧げる理由に変わるだろう。
夢があって、機会があって、奮闘がある。結局「中国の夢」が人民の夢だ。マルクスは、一人一人の発展はあらゆる人の発展の前提だと述べている。手堅く着実に、「一人一人の発展」に着目し、民生福祉の絶えずの増進、人民がより良い生活を送れる要求への満足を、党と政府のすべての仕事の出発点と足掛かりとすれば、人民が裕福で、国家が強大で、民族が復興する「中国の夢」はきっと実現することができるだろう。
(新華網日本語)
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