フルーツだけでなく「宇宙飛行士しか食べることのできない乾燥イチゴ」、「宇宙飛行士専用の砂糖」なども、多くのネット店舗で売れ筋商品のコーナーに並べられている。乾燥イチゴを取り扱うある店舗のオーナーによると、「『宇宙飛行士しか食べられない』との宣伝をうち出したのは、顧客を引きつけるため」で、同店舗の売り上げは「30日で16件」だという。
色とりどりの「宇宙飛行士専用食品」や「宇宙飛行士のために作られた食品」の真贋はどうなのだろうか。調査によると、消費者の多くは最近人気の宇宙飛行士の故郷の特産品や宇宙飛行士専用食品が本物であるか、偽物であるかにさほど注意を払っていないという。
広州市天河区に住む「おいしいもの大好き」な悦さんは、「グルメの多くは概念的な商品だ。最近は宇宙飛行士のメニューといった生活方面に注目する人が増えており、多くの企業がこの商機に注目している。これは消費者にとっても悪いことではない」と話す。またあるネット利用者は、「産地の偽装といった消費者をだますようなことをしなければ、各地の特産品をいろいろ購入できるのは食いしん坊たちの楽しみになる」と話す。
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