中国最大のオンライン恋愛・結婚ウェブサイトである世紀佳縁は18日、設立10周年を記念して行った「『愛の障害』を突破し、孤独から抜け出す」というテーマの大規模な恋愛観調査の報告書を発表した。同報告によると、「ふさわしい人の出現を待っている」、「苦境に陥っている」、「仕事が忙しすぎる」といった理由が独身者の恋愛を妨げる3つの大きな原因となっており、独身男女の7割以上が恋愛にかけるエネルギーがないと表明している。独身男性の孤独感の指数は独身女性を大きく上回っていることも明らかになった。工人日報が伝えた。
今回の調査はインターネットのオンラインによる定量研究の方式で行われた。調査時期は今年3月15日から29日までで合計8万3656人が参加し、回答を厳密にチェックして、最終的には独身者の有効なサンプル6万7467人分を選んだ。
同調査によると、独身男性の孤独感指数(独身者グループの直近の孤独感の発生割合や時間の長さ、頻度に基づき総合的に算出したデータ)は78.0に達し、独身女性の68.9を大きく上回っている。そのうち内蒙古自治区、山西省、黒竜江省の男性の孤独感指数が最高となっている。
また女性の83%が恋愛や結婚のチャンスを待ち望んでいるものの、男性のうち積極的にパートナーを探そうとしているのは53%にとどまり、恋愛で男性が果たす役割が徐々に変化していることが明らかになった。
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