2013年下半期の初日、中国海監「51号」、「23号」、「49号」、「5001号」の計4隻の法執行船が、中国の釣魚島（日本名・尖閣諸島）の領海内で、法に基づき主権維持・法執行の職責を履行し、日本の保守政治団体「頑張れ日本！全国行動委員会」の中国領海に侵入した4隻の漁船を監視・調査し、これを駆逐した。

中国公務船の釣魚島の領海内での巡航は、法執行・主権維持の行動である。巡航は、中国の主権の宣言であり、中国領海に侵入する挑発行為に対する抑止力でもある。しかし一般的な巡航は比較した場合、一方による穏やかな法執行・主権維持である。中国領海に侵入した日本の船舶を駆逐することは、より積極的かつ能動的な法執行・主権維持の行為であり、高い強制力を持つ、中国の領土主権・海洋権益維持に向けた毅然たる決意・意志を鮮明に示すものだ。

中国の領土主権・海洋権益を狙う頑なな勢力に対して、我々が道理を説き言葉で説得しても効果はない。断固とした法執行のみが、日本の右翼勢力の「中国の公務船は釣魚島海域で何もせず通過しただけ」という自他を欺く幻覚を打ち砕き、日本の右翼勢力の挑発の気勢をそぎ、彼らのいわゆる「実効支配」という嘘言を徹底的に暴くことができるのだ。（筆者：彭光謙　中国戦略問題専門家）

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