イラン核問題6カ国協議(アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツ)の閣僚会議が16日、ベルギーの首都・ブリュッセルで開催され、中国外務省の馬朝旭次官補が代表団を率いて出席しました。
馬朝旭次官補はその際、「6カ国とイランの対話は新しい重要な段階に入った。双方はチャンスを逃さず、接触と相互信頼を強化すべきであり、新ラウンドの対話をできるだけ早く開催し、実質的な進展を図るべきだ。中国はイラン核問題の平和的な解決のために尽力し、現在の新しい情勢の下で各方面と意思疎通を保ち、イラン核問題の交渉進展のために建設的な役割を果たしていく」と述べました。
今年になって、イラン核問題関係6カ国はカザフスタンのアルマトイでイランと2回にわたり対話を行いました。しかし、双方の見解の不一致が大きく、対話は実施的な進展を遂げていませんが、双方は対話を通じて不一致を解決する意欲を表明していました。
「中国国際放送局」
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