◆中・高級製品に注力
かつて中国で価格戦争を展開したソニーは、このやり方を終わらせようとしている。栗田総裁は、「当社は近年、テレビ、携帯電話、デジタル機器で、非常に高額な製品を発売した。テレビを例とすると、当社が今後、中国市場でエントリレベル・低価格のテレビを発展方向とすることはなく、46インチ以上のテレビに専念する」と話した。
テレビ産業では「スマート化の嵐」が吹き荒れているが、栗田総裁は「インターネットとIT技術は発展が速く、携帯電話は更新のペースに追いつくことができるが、スマートテレビがこのペースに追いつけるかは、まだ疑問だ」と指摘した。
これまで業界内では、外国企業が上海自由貿易区内で、エンタメ・ゲーム機器の生産・販売事業の展開を許可されると噂されていたが、栗田総裁は「確かな情報は入手していない」と述べるに留まった。
「人民網日本語版」
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