ペルーのゴンサロ・グティエレス中国駐在大使は2日、中国社会科学院ラテンアメリカ所が主催した「ラテンアメリカ太平洋同盟プロセス」座談会に出席した際、「ラテンアメリカは、中国の経済成長から最も利益を受けた地域であり、この十年間に双方の貿易は大幅な成長があった」とし、「中国経済の速い発展、及びラテンアメリカ経済の発展を牽引していくことに信じている」としました。
太平洋同盟(Pacific Alliance)は2012年6月、チリ、ペルー、メキシコ、コロンビアの4カ国により発足したラテンアメリカ地域経済貿易協力機構で、中国との協力の強化を望んでいます。グティエレス大使は、「太平洋同盟は地域一体化の促進とアジア太平洋の多分野協力で重要な役割を果たしている。中国の積極的な参加は、太平洋地域経済一体化メカニズムの形成に役立つだけでなく、双方がそこから利益を得ることもできる」と述べました。
「中国国際放送局」
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