一方、恋人の職業として最も人気があったのは、上から順に教師、公務員、私営企業の経営者、医師、弁護士と続いた。同結果に対して、羅総経理は「收入が安定し、休日が確実に取れる仕事が人気の職業の理由」と説明。「それに対して『ブラックリスト』入りしてしまった5つの職業の中には、収入が高い職業もあるが、出張が多かったり、残業が多いこと、昼夜の区別がないことなどが不人気の理由になっている。また、時間の点では自由でも、収入が安定せず、明日はどうなるかわからないというほど保障がない職業も不人気だ」との見方を示した。
杭州で働いている記者の沈萍(化名)さん(25)も、「会社で、若いうちに結婚した人以外のほとんどは『独身貴族』。記者という職業は、仕事の時間が不規則であることに加えて、接する人が多いため、恋人に対する要求も高くなってしまい、なかなか恋愛できない」と嘆く。今年の七夕も1人で過ごすという沈さんは、結婚を焦る両親から、恋愛に関する「日程」まで挙げて催促されるという。
一方、営業に従事して3年になるという雇超(化名)さんも、「恋愛をしたくないのではない。今は結婚して、子供を産むのに本当にお金がかかる。収入が少ない間は、結婚のことは考えたくない」とこぼし、「『仕事が安定しないと、家庭を築けない』という観念が、今の男性の主な観点」と語った。
同報告によると、回答した男性の55.7%が、結婚に最も適した男性の年齢は「30-35歳」と回答した。
雇さんは、「忙しすぎる生活を送りたい人なんて誰もいない。それでも、今仕事をがんばらなくては、中国では結婚してくれる女性がいなくなる」と自嘲気味に語った。
「人民網日本語版」
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