■若者が正しい歴史を直視することが非常に重要
日本政府が侵略の歴史をあえて隠蔽したり、話題にすることを回避してきたため、日本の若者たちは日本が当時南京を侵略した歴史についてあまりよく知らない。同集会に出席した21歳の小谷美瑚さんは、高校の時に少しだけ学んだが、授業では本当にわずかしか触れず、詳細な内容は説明されなかったため、「今日これらの展示を見て、非常に悲しい気持ちになった。我々は皆この件について知らない」と語る。
松岡環氏は、「第2次世界大戦の間、旧日本軍は南京で『殺人』や『略奪』、『放火』といった犯罪の限りを尽くした。しかし、その歴史的証拠が相次いで発見された今でも、日本政府は南京大虐殺の史実を縮小したり、否定する傾向にあり、極右派が『慰安婦制度には必要性があった』という発言を行ったりしている。このような行為は中国を含むアジア各国の人々の気持ちを大変傷付けている。戦争の加害国の国民として、非常に遺憾に思う。必ず歴史の真相をより多くの日本の青少年に伝え、侵略戦争が2度と起こらないようにしなければならない」と語った。(編集MZ)
「人民網日本語版」
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