高齢者の犯罪の増加が財政を圧迫
高齢者の犯罪の増加は、日本の社会にとって不安要素となり、治安の悪化にもつながっている。日本はこれまで、社会の治安が良いことで知られてきた。しかし、高齢者の犯罪増加に歯止めをかけることができなければ、この名声にも傷が付くことになるだろう。
そのほか、高齢者の犯罪は財政支出の増加にもつながっている。犯罪発生防止のため、政府は警察の人数を増やしたり、監視カメラを増設したり、刑務所を建設したりしなければならない。さらに、重要なこととして、高齢の犯罪者の65%が、服役中に各種医療を受けなければならない。これらの支出はすべて政府が負担するのだ。
現在、日本の刑務所関連の予算は毎年2000億円を超えている。受刑者1人当たりに250万円の税金が費やされている計算だ。高齢者の犯罪増加が、すでに緊迫している日本の財政の足かせになっていることは想像にたやすい。(編集KN)
「人民網日本語版」
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