美容整形は社会の風潮においてある種の流行になっている。人々はこれまでより豊かになり、派手で浅はかになっていることの縮図なのかもしれない。中国人はなぜ美容整形にハマるのだろう。人民網が伝えた。
曾さんはある外資系企業で8年就業し、もうすぐ管理職に昇進するかもしれない。今年の年末休暇、彼女は韓国へ行くことにした。他でもない自分の容貌を完璧にしようと思い立った。もともと、彼女は農村家庭出身で、長い間自分の頑張りで学業を修め、博士課程を卒業して今の外資系企業に入った。人並み程度の容貌の彼女だが、もう一つのところでチャンスを逃してきた。今年の昇進レースでとうとう、自分の実力でライバルを出し抜き栄光を手にしたのだ。
これまでチャンスを逃してきた理由を、彼女はどれも第一印象があまり強くないからだと思っている。 「他の人が私の弁舌を耳にするまで、容貌は最初の名刺になります」。曾さんは、人並み以上の容貌があれば仕事は上手くいくようになり、職場でも余裕で戦えると考えている。
メンツプロジェクトは中国の名物だ。外国人にはとてもわかりにくく、とらえどころがないものだろう。今の傾向から言えば、最近、美容整形をしている層は、これまで何年間か芸能界にいた人、曾さんのような求職者や職場で昇進を希望している人だ。このことは人々が抱く美のイメージに対する感情傾向を映しだしており、人々の生活に対する熱心さやより高い次元の生活を求める気持ちを反映していて、正常な流れといえる。
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