米国のケリー国務長官は現地時間の3日エジプトを訪問し、カイロで「エジプトは米国にとって中東地域の重要な協力パートナーだ」と述べ、エジプト暫定政権と緊密に協力する姿勢を示しました。
米国のケリー国務長官はこの日午前、エジプトのファハミ外相と会談し、地域問題や両国関係について討議しました。会談後に開かれた共同記者会見でケリー国務長官は、「エジプトが政治的にも経済的にも成功を収めることは、エジプト国民だけでなく、地域にとっても、米国および国際社会にとっても大変重要なことだ」と述べた上で、「米国とエジプトの関係は、エジプトで民主的に選ばれた文官政権が樹立された後に強化される」とし、エジプトでの平穏な政権移譲を支援する考えを示しました。
また、先月、エジプトへの軍事支援と資金援助を一部凍結した決定については、「これは懲罰ではなく、米外交政策の反映だ」と説明しました。
一方、ファハミ外相はケリー国務長官の訪問を歓迎し、「双方が協力を強化し、両国関係を一層発展させ、両国の共同利益と国民の訴えを実現していきたい」と述べました。
「中国国際放送局」
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