各ECサイトは毎年11月11日の「独身の日」に値下げ合戦を展開するが、独身者は今年より多くの選択肢を手にしている。中国最大の旅行予約ポータルサイト「携程旅行網」は5日、「恋人と巡り合える10大旅行目的地」を発表し、独身の日を前にして、独身者に「脱独身のすすめ」を提供している。中国新聞網が伝えた。

　10大旅行目的地は下記の通り。

　1位：シンガポール

　恋愛運：★★★★★

　推薦理由：二人ならば甘い時を味わい、一家総出ならば家族の絆を深め、仲間たちならば旅行を大満喫し、一人ならば自由な旅を楽しめる。シンガポール航空を利用すれば、シーフードランチの特大サーモンに舌鼓を打ち、機内限定のカクテルを味わえる。これは魅力的だ。東南アジアの最も重要な港であるシンガポールは、有名な貿易センター・金融センターでもあり、多くの若きエリートが集まる地だ。ここならばあなたの意中のパートナーが見つかるはずだ。

　こんな人におススメ：都市部の男女

　2位：台湾

　恋愛運：★★★★☆

　推薦理由：エバー航空のハローキティジェットは、香港発ならばそれほどでもないが、台北から戻る場合、空港からキティちゃんに包まれることになる。オタクたちにとって、キティちゃんを好むかわいい系女子はタイプだが、台湾で旅の出逢いを楽しんではいかがだろうか。

　こんな人におススメ：オタク、かわいい系女子

　3位：麗江

　恋愛運：★★★★

　推薦理由：旅の出逢いと言えば麗江だ。民謡、バー、ギターの弾き語り、長い髪を生やした少数民族の女性。これだけでも、無限の想像力を掻き立てられる。麗江の出会いに関する物語を集めれば、数冊の雑誌が出来上がるはずだ。多くの人が麗江で思い出を残しており、胸いっぱいに空気を吸い込めば、恋の香りが訪れるだろう。

　こんな人におススメ：芸術家

　4位：北海道

　恋愛運：★★★☆

　推薦理由：一人の北海道旅行は、実際には一人旅ではない。初めての一人旅で、初めて雪山を登り、初めて野生のツルを観察し、最も美しい夕日を眺める。北海道はファンタジーに登場するような土地だ。

　こんな人におススメ：クオリティの高い暮らしを求める若者

　5位：アモイ

　恋愛運：★★★

　推薦理由：アモイを訪れたならば、最も有名な観光スポットのコロンス島(鼓浪嶼)の散策が欠かせない。一杯のコーヒー、一度限りの出会い。コロンス島はこのような、プチセレブのムードが漂う島だ。コロンス島は福建省アモイ島の南西部に位置し、アモイ市と海を隔てて向き合っている。旧名は圜沙洲、圜洲仔で、南西部の海蝕洞が波を受けた際に鼓のような音を出すことから、明の時代に現在の名称に改められた。歴史的な原因により、中国・海外の異なる風格の建造物が集約・保存されており、「万国建築博覧会」と称されている。この島は音楽関連の人材を多く排出しており、ピアノ所有率が全国一となっているため、「ピアノの島」、「音楽の里」とも呼ばれる。島は大洋に面しており、うららかな春には美しい花がほころぶ。

　こんな人におススメ：芸術家、都市部のプチセレブ