カメラマン:陳如為 北京で撮影
百望山森林公園が北京市の北部に位置し、中心部から約20キロメートル離れ、北京市街地から最も近い森林公園で、面積は約160ヘクタールだ。毎年10月中旬―11月中旬の間、百望山の至る所で紅葉が赤く透き通っており、人々を陶酔させ、百望山森林公園では紅葉祭りが開催されている。
百望山は「望児山」とも呼ばれる。言い伝えによれば、昔の北宋時代の名将である楊六郎将軍が、この山の麓で遼の軍と戦った。楊六郎将軍の母・佘太君はつえをついて山に登り、その戦いを見つめ、息子を励んだという。それゆえ、百望山は「望児山」と名附けられた。佘太君廟や教子台などの遺跡は今もこの山に残っている。