日本・参議院は22日、その今月の初めに朝鮮を訪問した処分として、アントニオ猪木議員(原名は猪木寛至)の30日間の登院を停止する決議を可決した。これは参議院が1950年以来はじめて議員にそれほど深刻な処分を与えるのだ。
当日参議院は執政党である自民党、公明党などの政党の支持のもとでこの処分の決議を可決した。日本の国会法に基づいて、国会議員への処分は戒告、公開での陳謝、一定期間の登院停止、議員の身分の剥奪の4つがある。参議院の規則のうち、登院停止の最長期間は30日で、除名に次ぐ深刻な処分だ。
日本政府は朝鮮と外交関係がなく、公民に朝鮮へ赴かないよう求めており、日本の国会議員の朝鮮訪問には国会の許可を得なければならない。今月上旬、猪木参議院議員は参議院議院運営委員会の理事会の反対を顧みず朝鮮を訪問し、また張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長や金永日朝鮮労働党書記などの高官と会談を行った。猪木議員は日朝両国のスポーツ交流の促進を趣旨とする事務所も開設している。
(新華網日本語)
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