■貿易・ビジネス関係に着眼経済・貿易協力に多大な潜在力
「私は閣僚および各分野のビジネスリーダーを率いて、両国共に利益のある関係を築きに行く」。キャメロン首相は英首相官邸で行った演説で、このように述べた。キャメロン首相は、今回の訪問は英国企業が中国の巨大市場を評価し、一層の対中投資の準備をする助けとなると指摘した。馬氏は今回の訪問について政治的考慮以外に、主に経済・ビジネス協力に着眼したものとの見方を示した。英BBCも今回の訪問について、英国政府が世界第2の経済大国である中国との一層の貿易・ビジネス的結びつきを望んでいることの表れと指摘した。今年1-10月に中英間の製品貿易額が前年同期比7.5%増の561億ドルに達し、EUの主要大国の中で抜きん出たことは注目される。
劉氏は「経済・貿易協力はすでに両国関係の主要な中身、重要な推進力となっている」と指摘。馬氏は「英国は非常に開放された国で、貿易が国民経済において非常に重要な地位を占め、対外投資・貿易額が大きいうえに外資を引きつけることもでき、ビジネス界は大きな力を入れ、政府も支持しており、大きな環境は大変良好だ」と分析した。また、中英経済・貿易協力は補完性が高く、英国の優位産業の多くが中国の発展の重点であり、ぴったりと符合する。一方、英国は早くに発展したがインフラが深刻に老朽化している国で、外資の助けによる更新も必要としており、この方面で中国からの投資は多い。さらに重要なことにロンドンは大変重要な世界の金融センターであり、中国にとっては世界進出上のニーズがある。「中英は客観的に経済・貿易協力の条件を多く備えており、主観面でも共に協力を強く望んでいる。このため政治関係が比較的冷え込んでいる時期でも経済・貿易協力は勢いに逆らって進展した」。馬氏は中英の経済・貿易協力には多大な潜在力があり、将来性が期待できると指摘。「キャメロン首相の今回の訪中によって中英の政治関係は好転する。これが将来の経済・貿易協力にとって大きな推進の役割を持つことは確実だ。政治関係が良好なら市場に信頼を与えるし、反対なら市場は緊張し、慎重になるからだ」と述べた。
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