防空識別圏は、すでに世界20数カ国が設定している。米国は1950年代初めに防空識別圏を設定し、日本は40数年前に設定した。中国は今年の11月23日、つまり数週間前になってようやく東中国海防空識別圏を設定した。中国による東中国海防空識別圏設定の要義は防衛にある。もし他国は設定してよいが、中国は設定してはならないというのなら、国際的な道理はどこにあるのか?国家主権の平等はどこにあるのか?
過去数週間、関係空域の飛行活動と秩序が完全に正常であることは誰もが確認できる。いわゆる地域の緊張を招くというのは全くでたらめな話であり、これをもって中国側を非難するのはなおさらに白黒を逆さまにする、魂胆のある行為だ。
関係方面のパフォーマンスはもう十分だ、一休みしてよい。もし地域の平和と安定を本当に気にかけているのなら、関係国は中国側の措置を客観的に、公正妥当と受け止めるべきであり、故意にもめ事を引き起こすのは止めるべきだ。
「人民網日本語版」
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