▽今年の通販輸入規模は1200億元以上
海外通販は大きなパイだ。最近は、洋碼頭、西洋匯、美国購物網などの海外通販専門サイトが相次いで登場し、バーバリーやASOSなどの国際ブランドの直営サイトが次々に加入し、国内の総合型通販大手も海外通販輸入事業を相次いで手がけるようになった。
ネット調査会社・易観智庫のモニタリングデータによると、2013年の中国の通販輸入市場の取引規模は800億元(約1兆4264億円)に達し、前年比75.2%増加した。アマゾンは海外6大拠点から中国への直送サービスを始めたことで、今後は海外通販の布陣を強化し、中国の通販輸入の取引規模の拡大を一層促進することになる。予測によると、今年の中国の通販輸入の取引規模は1200億元(約2兆1399億円)を超える見込だ。
ネット情報サービス会社・易観国際の林文斌シニアアナリストは、「目下、中国の通販輸入には主に個人の代理購入、専門業者による代理購入、海外通販プラットフォーム、企業・消費者間(B2C)の通販輸入の4種類がある。アマゾンやイーベイなどの国際的通販大手は、世界に広がる資源でもともと優位に立っており、中国の通販輸入産業チェーンでは欠くことのできない重要な存在で、中国の通販輸入分野ではB2Cの通販輸入を補うはたらきをしている」と話す。
「人民網日本語版」
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