中国の化粧品市場は引き続き拡大するとみられる。日本の資生堂の試算によると、中国化粧品市場は中国の国内総生産(GDP)の伸び(7%以上)を1〜2ポイント上回るペースで持続的に伸びていくという。
化粧品市場の拡大は主として中産階級によるところが大きい。資生堂は都市に暮らす20歳以上で年収3万元以上の女性を「化粧人口」と位置づける。11年の中国の化粧人口は1億4千万人で、20年には倍以上の3億3千万人に達することが予測される。
これまで化粧品を使用するのは都市に暮らす裕福な女性に限られており、フランスのロレアルや日本の資生堂といった世界的に有名なメーカーが人気を集めていた。だが中産階級の拡大にともなって、新興の韓国化粧品メーカーに商機がめぐってきた。長らくテレビで韓国ドラマが人気を博していることも、韓国企業にはプラスに働いた。人気ドラマ「星から来たあなた」でヒロインが使用したラネージュの口紅は爆発的な売れ行きをみせ、「(ヒロインを演じた)チョン・ジヒョンと同じ口紅」という広告コピーをあちらこちらで見かけた。
資生堂は円安の影響で円建ての成長率が上昇したが、実際の伸びではアモーレに及ばない。今後は日韓の化粧品大手の競争がますます激しくなることが予想される。
「人民網日本語版」
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