中国商務省の張向晨次官は8日北京で、中国は今後対外援助の規模をさらに拡大し、「一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀の海上シルクロード)」沿線や周辺の重点的な被援助国への援助を拡大すると明らかにしました。
張次官は、「一帯一路建設の加速に伴い、周辺諸国から一連の援助の要請を受けた。これらについて真摯に検討し、中国の実際の能力や相手のニーズに合わせて援助規模を拡大していく」と述べました。
中国商務省対外援助局の兪子栄副局長はさらに、新しく増える対外援助の資金は主に一帯一路の沿線諸国や周辺諸国に注ぐことを明らかにしました。
一帯一路の建設に取り組むため、中国は関連諸国と共にアジアインフラ投資銀行の設立に協力するとともに、400億ドルを拠出してシルクロード基金を創設するということです。
「中国国際放送局」
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