全世界において、科学技術が経済社会を発展させる主要な原動力になっている。イノベーションは世界的な潮流といえる。こうした中、多くの「メイドインチャイナ」が世界に登場し、そのイノベーション能力も世界から注目されている。「イノベーション中国」がいまや世界を動かそうとしている。
フランス国際放送の香港特派員の史記者は11日、「世界知的所有権機関」が公表した特許に関する報告を掲載した。それによると2013年の世界の特許申請件数は257万件で、そのうち中国が32.1%を占めた。これは世界第1位である。また世界の有効な特許数945万件で見ると、中国は米国、日本についで第3位となっている。亜州週刊は「中国はスマート所有権における新興大国であり製造大国である」と評した。
このほか西洋のメディアも公正な論評を掲載するようになった。2013年英国の「エコノミスト」はそのカバーストーリーで、中国とインドの両国のイノベーションに触れ、それらを「倹約式のイノベーション」と名づけた。米国のあるコンサルティング会社によると、2014年第3四半期の全世界におけるスマートフォンの販売台数は、中国のファーウェイ、小米、レノボが世界の5強に入った。サムスンやアップルと比べるとまだ大きな差があるものの、中国ブランドはコストパフォーマンスに優れ、ハイエンド市場に参入する潜在的能力は極めて大きい。
メイドインチャイナは急速なイノベーション力で世界のハイエンド市場を攻略し始めたといえるだろう亜州週刊はこう述べた。「世界の国は他の国から常に注目を浴びる。その批評が正しいこともあるし、間違っていることもある。ただ肝心なのは改善に取り組むかどうかである。改善を続ければ、これまでの世界のステレオタイプの見方も変わる」と。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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