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別の観点から眺めると安倍首相の「愕然」はおかしなことではない。ここ数年来、日本の右翼勢力の一部南京大虐殺を否定しようと躍起になり、南京大虐殺は虚構であると声を張り上げていた。また一部の右翼勢力は被害者「30万人」という数字をめぐって大騒ぎしている。日本の右翼勢力は被害者の「30万人」という数字に意義を差し挟み、右翼思想で凝り固まった安倍首相が「40万人」という数字に「愕然」としたのも当然だといえる。安倍首相と右翼勢力は数字には非常に敏感だが、このことは彼らに歴史の深層をつきとめようとする真実追求の精神があることを示すわけではなく、本当の狙いはここを突破口として南京大虐殺そのものを否認することにある。
安倍首相が今、愕然とした様子をみせているのは、ますます勢力を拡大する日本の右翼勢力の側面の一つに過ぎない。安倍首相はかねてより「村山談話」と「河野談話」を修正する方針を明らかにし、両談話の日本の侵略の歴史に対する見方と反省を踏襲しないとしている。今年に入り、安倍首相はエジプトを訪問し、日本の外相はインドを訪問し、日本は平和の道を歩み、国際社会に積極的に貢献すると至る所で宣伝し、国際社会でよく耳にする「平和、自由、人権、法治」といった言葉で日本を飾り立てた、だがこれは実際には日本の侵略の歴史を風化させるための用意周到な計算なのだ。
国は信頼されなければ立ちゆかない。安倍政権が侵略の歴史を認めず、歴史の責任を引き受けないなら、国際社会の信頼記録の「ブラックリスト」に放り込まれることになる。誤った歴史認識で歴史を否認する、さらには他国の歴史観を縛ろうとする、こうしたやり方は最後には行き詰まるしかないことが明らかになる。このような日本が国際社会の責任ある一員になれるだろうか。2015年という特に重要な歴史の節目に、安倍首相がこれまでのやり方を改めて新たな一歩を踏み出せるかどうか、「愕然」とすることが少なくなるかどうか、反省が多くなるかどうかを、国際社会は目を凝らして見つめている。
「人民網日本語版」
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