今年2月末、石油探査設備を満載したコンテナ貨物輸送列車がハルビン香坊駅を出発し、10日後にロシア中部のビクリャニ駅に到着した。この列車は黒竜江省初の中欧列車となった。ハルビン鉄道局は国内の瀋陽、天津、蘇州、成都、及び、ドイツ、ロシアなどの7路線の中欧、中亜列車をすでに常態的に運行しており、輸出入コンテナ貨物は累計2.6万個に達し、貨物価格は10億ドルを超えた。
航空輸送の面では、黒竜江省はロシア、韓国、日本の都市に向けた航路をすでに開通し、特に、2013年11月26日にハルビンが初めてエカテリンブルグまで、2キロ以下のクロスボーダー電子商取引のための航路を開通以来、ロシア人によるインターネットでの中国商品の購入数は大幅に増加した。現在、ハルビン空港からロシアへの航路は8路線になり、対ロシアの業務量は東北地方の85%を占め、ハルビンはロシアとの間で“空のシルクロード”とも言える航空網を形成している。
水路輸送の面では、黒竜江省の水運の要所である同江港からロシアのハバロフスク、コムソモーリスクを通じて出港し、タタール海峡に到達できる。北は陸海連合輸送通路を通じて、シベリア鉄道でロシア内陸部に行くことができ、道は四方八方に通じていると言っても過言ではない。
「東北サイト日本語」
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