敦煌雅丹国家地質公園は、中国の有名な歴史・文化都市である甘粛省敦煌市の北西部に位置し、甘粛・青海・新彊の3省区にまたがって広がっている。公園の面積は346.34平方kmで、気候の極端に乾燥している地域の典型的な地形を呈する。2001年には国土資源部によって第2弾の国家地質公園の一つに認定された。地質遺跡として高い希少性と典型性を持つ。地形の独特さや砂漠の風景によって、地質科学の研究や歴史文化の探索、珍しいもの好きの探検、レジャーや観光などの聖地となり、無数の勇敢な探険者がこの「魔の城」の神秘のヴェールをはぎ、大自然の謎を探ろうとこの地を訪れてきた。「雅丹」(ウイグル語)とは険しい土の丘を指す。風蝕作用の下で形成された地質遺跡である。
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