韓国保健福祉省は12日、中東呼吸器症候群(MERS)の感染者は新たに4人増え、患者1人が死亡したと発表しました。また、韓国で感染が確認された人は126人に増え、これまで11人が死亡したということです。隔離者数は初めて減り、前の日に比べ125人減少し、3680人になったということです。
MERSの影響を受け、12日午後3時までに、韓国国内では2903校が休校になりました。
新たに感染が判明した4人の患者のうち、3人はサムスンソウル病院で感染し、残りの1人は京畿道(ギョンギド)の病院で感染。いずれも14人目の患者と接触したということです。
世界保健機関(WHO)の福田敬二事務局長補は12日、「韓国政府は適切な措置をとっているが、終息には時間がかかる」と述べました
「中国国際放送局」
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