
空中方隊:Y-20が登場か?
国内メディアの報道によると、北京某陸軍航空団が12日、北京市通州区の上空で編隊を組み、抗戦勝利70周年の閲兵式のリハーサルを実施した。数十機のWZ-10、WZ-19武装ヘリが低空飛行した。
空軍専門家の傅前哨氏は、「中国にはこれまで、真の意義での武装ヘリがなかった。今やこれらの装備が大量に配備され、陸軍航空部隊の鉄の翼になっている。これらのヘリの展示は空白を埋め、一部の技術は世界先進水準に達している」と指摘した。
新中国成立60周年の閲兵式で公開されたJ-10戦闘機も、再び天安門の上空に現れるかもしれない。また中国の公式情報によると、KJ-500早期警戒機、H-6K爆撃機などの最先端の装備も、訓練の中で重要な役割を演じている。王氏は、「これらの新型戦闘機と精密誘導兵器が、閲兵式に登場するかもしれない」と分析した。
しかし曲氏が発表した閲兵式の参加基準によると、人々から注目されているJ-20、J-31ステルス戦闘機には、天安門の上空を通過する機会がなさそうだ。これらの戦闘機はまだ開発段階にあり、「解放軍現役装備」ではないからだ。
注目を集めているもう一つの解放軍新型機は、Y-20輸送機だ。Y-20が麗江空港で試験を実施する画像が先ほど公開されたが、これは雲貴高原における高温環境の試験飛行の様子と思われる。1月にネット上で公開された写真によると、Y-20は北方の寒冷地の空港に登場した。これは寒冷地における性能の試験だったと思われる。Y-20が試験を急ピッチで進めていることから、近日中に部隊に交付されると推測されている。そのため、戦略空軍の礎とされるY-20が、抗戦勝利閲兵式に登場するかが注目されている。
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