このほど「中日民間保存細菌戦文献文物収集、整理と研究」の課題チームは侵華日軍細菌戦部隊の往来公文書と命令書類の発表を行い、その一部に731部隊の浙江細菌戦参戦の作戦命令が含まれていることが分かった。専門家は浙江で細菌戦を起こすことを日本軍参謀本部が組織して計画したことを表明するものであると示している。
この課題チーム責任者の楊彦君氏は、関東軍総司令官の梅津美治郎が1940年7月25日に第659番命令を発布し、その主な内容が関東軍野戦鉄道司令官に奈良部隊の器材を鉄道で輸送させ、浙江の作戦で細菌戦を実施する準備を行ったというものであることが記録により明らかになったと話した。
「東北サイト日本語」
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