中国共産党中央委員会党史研究室元副主任の李史傑氏は本日、国民党と共産党の協力を基礎とする抗日民族統一戦線が、抗日戦争の勝利の中で重要な力を発揮したと表明した。
国務院新聞弁公室は本日記者会見を開いた。中国共産党中央委員会党史研究室元副主任の李史傑氏、中国社会科学院近代史研究所所長の王建朗氏が出席し、
「抗日戦争時代の中国人の死亡者数および財産の損失」に関する調査結果、第二次大戦中の中国の貢献に関する最新の理論的研究の成果を紹介し、記者の質問に回答した。
李氏は抗日戦争中の国民党の努力について、次のように述べた。
「時の胡錦濤総書記は抗戦勝利60周年記念に際し、国民党の抗戦中の役割、もしくは貢献を十分に評価した。これは国際社会から、台湾からも高く評価された。我々は現在も、国民党と共産党の協力を基礎とする抗日民族統一戦線が、抗日戦争の勝利の中で重要な力を発揮したと断言できる。 」
「いかなる党であろうが団体であろうが、当時の環境であれば、全民族で一致して立ち上がり、日本の侵略に共に抵抗する責任があった。この過程において中国共産党は支柱としての力を発揮し、国民党も重要な力を発揮した。そのうち重要なのは、国民党が正面の戦場を指揮し、20回以上の重要な戦役を発動したことだ。この力については十分に肯定するべきだ。他にもビルマ戦線の遠征軍があった。これは中国の抗戦勝利で重要な力を発揮したばかりか、英国からも強い支援を受け、世界反ファシズム戦争全体の中で重要な力を発揮した。」
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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