安倍首相が今夏発表する予定の戦後70周年談話のために発足された有識者懇談会「21世紀構想懇談会」は最後の会議において、報告で先の大戦を「侵略」と表記することを決めた。「中国新聞網」が伝えた。
日本メディアの報道によると、安倍首相の側近は、安倍首相が70周年談話で先の大戦に対する「痛切な反省」を表明し、「謝罪」の表現は避けると明かした。
戦後50周年の村山談話や60周年の小泉談話には、いずれも「痛切な反省」と「お詫び」が盛り込まれている。しかし、安倍首相は米議会で発表した演説で、「深い悔悟を胸に」を強調したが、「お詫び」については言及しなかった。
「21世紀構想懇談会」のこれまでの議論でも、「謝罪は和解につながらない」と認識され、謝罪に対して慎重的な意見が相次いだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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