北京は7月31日夜、2022年冬季オリンピックの開催都市として、マレーシアの首都クアラルンプールで、国際オリンピック委員会(IOC)と合同記者会見を開きました。
席上、IOCのバッハ会長は北京の招致成功に祝賀の意を表し、北京の招致活動やプレゼンなどを高く評価しました。
北京市の王安順市長は競争相手のカザフスタンのアルマトイに心からの敬意を表した後、「北京は必ず世界に素晴らしく、非凡で抜群な冬季オリンピックを捧げる」と約束し、「2022年北京で一堂に会し、中国の旧正月を過ごしましょう」と世界中の人々に語りかけました。
王市長はまた、「向こう7年間で、北京は招致で約束した構想を着実に履行し、IOCの関連規定に基づいて、『オリンピック・アジェンダ2020』を全面的に実施し、『選手を中心に、持続可能な発展、節約運営』の理念を貫きながら、準備作業を進め、2008年北京オリンピックで使用した遺産を十分に活用しながら、2022年により豊かなオリンピック遺産を残せるよう努力していく。さらに、中国で冬季スポーツの普及に取り組み、3億人余りの中国人を冬季スポーツに参加させ、オリンピック運動の発展とオリンピック精神の普及に更なる貢献をしていく」と抱負を語りました。
また、この日、IOCのバッハ会長と北京市の王安順市長、中国オリンピック委員会の劉鵬会長、張家口市の候亮市長が共に「開催都市契約」に調印しました。
「中国国際放送局」
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