9月3日の軍事パレードが終わり、北京の各小中学校も授業が再開された。
昨日、抗戦時代の名将である葉剣英の娘、葉向真さんが北京師範大学付属実験中学の入学式に出席した。彼女は同中学を1960年に卒業している。入学式では学生たちに『同盟国の勝利――抗日戦争図誌』が配られた。
ウィチャットのIDネーム「政事兒」は、北京の中学を卒業した人の中には、葉向真さんのような文化人だけでなく、省幹部や国家幹部になった人も少なくないと指摘している。
メディア報道によると、7人いる中央政治局常務委員会のうち、習近平と兪正声、王岐山の3人が北京の中学を卒業している。

北京一零一中学
北京一零一中学は1946年、当時革命拠点だった張家口で創立された。高級幹部子弟や烈士の孤児のために作られた中学だった。1949年、北京に移転。1951年に円明園遺跡に校舎が建てられ、1955年に北京一零一中学と名前が定まった。校名は郭沫若による揮毫が由来で、「百尺の竿頭、さらに一歩を進む」から来ている。一零一中学は中国共産党のかつての革命拠点に建てられ、北京に移転した唯一の中学である。
「政事兒」は、一零一中学の創立50周年にあたる1996年、当時総書記だった江沢民氏と国務院総理の李鵬氏が、それぞれ学校のために揮毫していることに気付いた。2003年4月18日には、総理になって1か月余りの温家宝氏が中学を視察している。2005年、当時の国家主席である曾慶紅氏が2回の視察を行っている。
「人民日報・海外版」のウィチャットにおけるIDネーム「学習小組」は、習近平氏のサッカー好きは中学時代に遡ることができると報道している。彼が学んだ一零一中学はサッカーが盛んで、少年時代の習近平氏もサッカーが大好きだった。当時の習近平氏は匯文中学や他の中学のサッカーチームの学生と交流があった。八一中学のサッカーチームには朱徳の孫、四中学のサッカーチームには姫鵬飛の息子がいた。
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