日本の中谷元防衛相は20日午前に訪韓し、午後にソウル国防部庁舎で韓民求国防部長官と会談する予定だ。韓国メディアが伝えた。
双方は会談で、核兵器やミサイルなど朝鮮半島情勢に関する情報を共有し、両国の軍事交流・協力計画について議論する予定だ。
中谷防衛相は韓国側に、9月に日本の国会で成立した安保関連法案について説明する。
韓長官は、日本が韓国からの同意や要請を受けずして、朝鮮を含む朝鮮半島で集団的自衛権を行使することを認めないことに再言及する。これは韓国政府の原則的な立場だ。
また中谷防衛相は韓国側に対して、韓日軍事情報交流協定、相互軍需支援協定の締結を求める可能性がある。韓長官は現状を鑑み、これらの協定の締結は時期尚早だと繰り返す見通しだ。
中谷防衛相は訪韓中、国立ソウル顕忠院を参拝し、南北の軍事境界線がある板門店を視察し、22日に韓国を離れる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
|