
資料写真:イージス駆逐艦「ベンフォールド」
ロシアのニュースサイト「スプートニク」は20日、日本メディアの報道として、米国が日本の横須賀港に2隻目のイージス駆逐艦を派遣したと伝えた。米国は2017年までにイージス駆逐艦3隻を日本に配備するとしている。
報道によると、今回の日本に到着したのは、全長153.9mのイージス駆逐艦「ベンフォールド」。米国がアジア地域のパワーバランスの均衡をはかり、中国と朝鮮を牽制する役割を果たす。米国は2020年までに、半数以上の軍艦を同地域に配備する計画だ。
米国は今年6月、イージス戦闘システムへのアップグレードを行ったミサイル巡洋艦「チャンセラーズビル」を横須賀港に派遣している。これまでの報道によると、日本も今後、イージスシステムのアップグレードに参加し、新たなコンピューターソフトウェアを米国に提供することになる。日本企業は、イージス戦闘艦向けの戦闘データを画像ディスプレイするソフトウェアを開発している。このソフトは、軍艦や飛行機、弾道ミサイル、対艦ミサイルのデータなど、ターゲットの情報を軍艦同士で交換することを可能とする。
日本自衛隊は現在、イージス艦4隻を保有しているが、対艦ミサイルを防ぐことはできず、自身の発見したターゲットしか識別することができない。新たに開発されたシステムでは、この欠陥を取り除くことができる。
日本のNHKテレビの報道によると、日本自衛隊は2021年3月、日本のソフトウェアを搭載した新型イージス艦2隻を新たに配備する計画だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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