東方証券の予想では、上海ディズニーに入場者は最初の年はのべ2500万人に上り、世界のディズニーランドで最多になる。チケット料金は一人あたり400元(1元は約19.2円)でレバレッジを10倍とすると、上海ディズニーの開園によって、毎年1千億元以上の経済効果がもたらされるという。
東方証券は投資家に3つの方面への投資を提案する。1つ目は交通運輸ボードへの投資で、上海ディズニーが開園すると上海にはのべ300万~500万人の観光客が新たにもたらされ、上海の通年受け入れ旅客数の約2~4%を占めることになる。上海の旅客フローの増加が上海への交通インフラと上海市内での交通インフラへのニーズを増大させる。2つ目は外食観光ボードへの投資で、上海ディズニーの完成により巨大な観光客資源がもたらされ、これを年間2500万人とし、観光客がそれぞれ長江デルタ地域に3日間滞在し、1日あたり外食に15元、宿泊に200元を支出したとすると、上海ディズニーは長江デルタ地域の外食ホテル産業に250億元の売上をもたらすことになる。3つ目は商業小売ボードへの投資で、豊富な旅客フローが百貨店・小売産業に巨大な発展チャンスをもたらすことになる。観光客はディズニーリゾートや周辺地域で消費するだけでなく、上海のその他の主要商業エリアでも商業小売産業に発展チャンスをもたらすことになる。
「人民網日本語版」
|