北京市では7日夜、大気汚染に対する警報の中でも最高段階である「赤色警報」が初めて発令されました。これに伴って、市環境保護局は屋外の工事現場の作業停止や車両の交通規制など、全力で各種緊急措置を実施しています。市環境保護局が8日発表したところによりますと、8日午後6時までに、環境法の違反が38件、車のナンバープレートの末尾の数字が偶数か奇数かによって1日おきにしか運転できないという交通規制に対する違反が約4000件見つかったということです。
8日朝7時から10日12時まで、北京市では重度の大気汚染に対する「赤色警報」の発令に伴って、一部製造業の生産停止などの措置が実施されています。8日午後6時までに、市環境保護部門が汚染源となる企業587社を検査した結果、環境法違反が38件、排ガス規制をオーバーした車両18台が摘発されました。
「中国国際放送局」
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