国連のパン・ギムン事務総長は16日、ニューヨークの国連本部で、朝鮮訪問についてすでに朝鮮当局と交渉中であり、朝鮮訪問の早期実現を強く希望していることを明らかにしました。
パン事務総長の朝鮮訪問については、5月19日に訪問発表後、突然取り消したり、11月にはまもなく訪問するというメディアの報道を、国連の報道官が否認するといった出来事がありました。
パン事務総長は会見上で、「国連の事務総長として、朝鮮半島の平和、安定、和解のために、いつ、いかなる場所でも役割を果たせる心構えがある」と語り、「最近、韓朝情勢は前向きな動きを見せている。たとえば、8月の韓朝高官会談で合意した協定や離散家族の再会などが挙げられる」と強調しました。また、4日前に行われた次官級会談が物別れに終わったことについて、「遺憾に思うが、気落ちしてはいけない」と述べました。
パン事務総長は会見を通して、「対話や交流、協力を通じて政治的な進展や和解が実現する。双方の対話継続を望む」と強調しました。
「中国国際放送局」
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