ハルビン欧州国際貨物列車は2015年6月13日にハルビンを出発し、6月26日にはハンブルクを出発した。2015年12月中旬までに36便が区間を往復し、満載率は65.39%で、貨物損傷率は0%だった。
貨物列車は積極的な「バタフライエフェクト」を起こしており、欧米などの先進経済体は黒竜江省への投資及び貿易の発展に注目し、重視し始めている。ドイツハンブルク商業会の主席は、ハルビン欧州国際貨物列車が中徳協力のかけ橋になると賞賛している。オランダ、スイスなどのヨーロッパ各国は黒竜江省の牧畜業や安全健康食品産業の発展についても協力の意向を示している。また、貨物列車はロシア極東地区と欧州の黒竜江省への更なる協力強化も呼び込んでいる。2015年8月5日、鉄道海運連合輸送はハルビンから綏芬河とウラジオストク東方港を経由して韓国の釜山まで試験運転を行い、黒竜江省の陸海連合輸送国際大通路は全線開通した。現在、ハルビン欧州国際物流会社はハルビンとロシア間の貨物輸送列車の開通を計画しており、黒竜江省は国に複合運送税関監理センターの設立を申請している。実現すれば、省税関に自動車輸入の通関地としての機能が与えられ、時間が短縮されることで、省からロシア各州及び欧州への輸送路はより便利になり、安全性も高めることが出来る。
「東北サイト日本語」
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