【日本側の行いを観察】
王氏は、中日関係は多くの不確定要素に直面しているが、両国間の正常な交流が維持されていると述べた。
中国の全人代と日本の参議院の定期交流制度第6回会議が、2月22日に北京で開かれた。沈躍躍全人代副委員長と溝手顕正参議院議員が会議を主宰した。双方の出席者は、中日関係、議会の交流、経済・貿易関係、環境保護の協力、人文交流、共に関心を寄せる国際・地域問題について深く意見交換した。
経済・貿易協力は中日関係の発展の、重要な構成部分だ。
中日両国の2011年の貿易額は3449億ドルに達し、両国の同年の対外貿易額の約2割を占めた。中日の経済・貿易交流は2012年以降、国際経済環境および政治的関係の変化などの影響を受け、貿易額が大幅に減少した。しかしながら中国は近年、日本にとって最大の貿易パートナーという地位を維持している。
専門家は、近年の中日関係の問題は、日本が一方的に引き起こしたものだとした。日本側の発言を聞くだけではなく、その行いを観察する必要がある。中日関係改善の扉を開く鍵は、中国ではなく日本に握られている。これは現在も変わりない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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